れ歯には様々な種類があり、それぞれの入れ歯の特徴を理解しておくと治療の選択に役立ちます。入れ歯の基本の種類についてしっかりと知識を身につけておきましょう。

入れ歯は大きく分けると総入れ歯と部分入れ歯の二種類があり、歯を全て失ってしまった方が利用するのが総入れ歯、一部歯が残っている方が利用するのが部分入れ歯です。総入れ歯と部分入れ歯はお互いによく似ているものと思われがちですが、実はそれぞれ全く異なる考え方で作られます。総入れ歯は歯茎を利用して入れ歯を固定するため、入れ歯を固定するには吸盤のような吸着力を利用して入れ歯を固定します。このため、入れ歯を作るときにも設計が部分入れ歯と全く異なっています。

部分入れ歯は入れ歯の固定のためにクラスプを利用したり、レストというパーツを利用して入れ歯を歯に固定します。しっかりと力を加えることができるので、部分入れ歯よりも外れにくく、しっかりと噛むことができる入れ歯を利用すると生活の質もかなり高めることができます。総入れ歯はやはり部分入れ歯よりも外れやすいので、どうしても入れ歯がずれてしまいトラブルを経験する場合にはインプラントを利用して総入れ歯を固定することもできます。インプラントを利用した総入れ歯は固定力が非常によく、多くの方がインプラントを利用した総入れ歯で快適に生活を送って居ます。インプラントを利用した総入れ歯に興味がある方は一度歯医者に相談し、治療可能なのかどうか相談をするようにして見ましょう。